ステップ1：条件を明確にする

まずは自分自身の希望条件を整理しましょう。中介に伝える際、以下のような情報があるとスムーズです。

• 予算の上限（例：800万円以下）
• 希望エリア（通勤や通学を考慮）
• 建物のタイプ（戸建て、マンション、古家も可か）
• 優先事項（駐車場付き、日当たり、治安など）

条件が明確であればあるほど、中介も的確な物件を提案しやすくなります。

ステップ2：信頼できる中介を見つける

低価格住宅は、一般のポータルサイトに出ていないケースもあります。地元密着の不動産会社や、自治体が運営する「空き家バンク」から紹介される中介なども候補に入れましょう。

良い中介の特徴：

• 説明が丁寧で強引な営業をしない
• デメリットやリスクを隠さず伝えてくれる
• 空き家や築古物件の取り扱いに慣れている
• リフォーム業者や専門士と連携している

ステップ3：物件の紹介と下見

中介から紹介された物件は、必ず実際に見に行きましょう。写真や資料だけでは分からない問題点も、現地ではっきりと確認できます。

チェックすべき点：

• 建物の傾き、壁や屋根の劣化
• 雨漏りや水まわりの傷み
• 隣家との距離、周囲の騒音状況
• 土地の接道状況、再建築可能かどうか
• 近隣施設の有無（スーパー、病院、駅など）

中介はこうした確認ポイントを一緒に説明してくれるので、初心者でも安心です。

ステップ4：購入判断と資金計画

見学後、気に入った物件があれば購入を検討します。中介は以下の点でサポートしてくれます。

• 価格交渉
• 契約条件の確認と説明
• ローン相談（または現金支払いの進め方）
• 補助金制度の案内（例：空き家リフォーム補助など）

特に低価格物件は、自己資金のみで購入できるケースも多く、スピード感を持って動ける点もメリットです。

ステップ5：契約から引き渡し、そしてその後

契約手続きや登記、鍵の引き渡しなど、細かな工程も中介が手続きを代行またはサポートしてくれます。

また、購入後に必要なリフォームや手続き（住民票の移動、固定資産税の確認など）についても、中介が相談に乗ってくれることがほとんどです。

まとめ：中介のサポートで、初めてでも安心の住宅購入を

低価格住宅は、「安い」だけで決めると後悔する可能性もあります。しかし、信頼できる中介をパートナーにすれば、必要な情報や手続きをすべてサポートしてくれます。

これから家を買いたいと考えている方は、まずは中介に相談してみることから始めてみましょう。それが、理想の暮らしへの第一歩です。